・話がヘタ・・・
・うまく伝わらない・・・
・何言ってるかわからないと言われる
この本を読めばこういった悩みが解決できます。
本書の内容
話すことにコンプレックスを感じてる人を救う25のメソッドを集めました。メソッドを5日間で学べる構成になってます。1週間で「思いつく」「まとめる」「伝える」を集中的に学べる本です。
頭の中にあるものを知る
30秒で、ものの名前を10個いってみよう
「花の名前を10個」「小説家の名前」などなんでも良い。
言葉が出てこないのは声に出さないから。頭で思うのでなく、声に出すこと。
形容詞を使わない
みかんを食べたら「おいしい」などを使わない。なぜ、どのように美味しいのか?どんな気持ちになるのかを言葉にする。「柑橘系の匂いで気持ちがリラックスできた」「指が黄色くなって子どものころを思いだした」など。
コツは「聴覚・味覚・視覚・嗅覚・触感」の五感を使う。「鳥肌がたった」「髪の毛が逆立つ」など。
自分以外の人の様子や自分の過去や思い出から語るのも良い。
電車の外の風景を実況する
実況することで「単語」から「文章」になるから。
「夕方です。屋根がみえます。たくさんあります。茶色が多いです」こんなので十分。
考える習慣をつける
人の頭で考えるクセをつける
自分の頭だけで考えるとひとりよがりになってしまう。
あの人ならどう思うだろう?と人の頭で考えると視野が広がる
日頃の行動ひとつにも理由づけしてみよう
「なんでそうしたのか?」に答えられない人は考えるクセができてないから。
「なんでそうしたのか」を口に出しながら行動しよう。
○○しばりで要点を明確にして、整理する
全部を説明しようとして、何を伝えたいのか分からなくなる。その時は「主張はひとつ、理由は3つ」にしぼる。
理由の3つは「トレンド」「お得感」「特性」
例 マフラー
色は赤(主張)。今年のラッキーカラー(トレンド)、彼女の暖色系のコートに合う(特性)、イタリア製の割に安い(お得感)
真に伝わる表現力を磨く
書くときも話すときも40字を意識しよう
相手にとってわかりやすく、覚えやすい方法は「40字で伝える」こと。
例
・この新しいヨーグルトは、あなたのご家族の多くのリスクを軽減させることが可能です。・風邪の季節になりました。予防のために毎朝、ご家族でヨーグルトを食べましょう。
「動かしたい動き」を具体的にたくさん入れる
人に動いてもらうようにする伝え方は、話の中に「動詞」をたくさん入れること。
「胸をはれ」「声を上げろ」「歌ってる」「笑ってる」「怒ってる」「泣いてる」など。心ではなく、身体に呼びかける。
言葉に説得力を持たせる
苦労や失敗談のネタを10個持とう
聞き手・読み手を惹きつけるコツはとっておきの話を10個用意しておく。
人は苦労話が好き。失敗や挫折を乗り越えた話に勇気づけられる。
メモ帳を持って街へいこう
話にリアリティを出すには、人から発せられた血の通った言葉「肉体語」が重要。
・居酒屋(あぁ、肥満と金欠は同病やな)
・電車(悲しい曲がすき、なんかのんびりする)
・老人ホーム(哀しい、けど、あったかい)など
このように街には名言があふれている。
まとめ・感想
ぼくは話すのが苦手です。話した後から、なんかうまく伝えられなかったなと反省することばかり。
この本の通り、言葉にする練習が必要だと実感しました。ぼくのように話すのが苦手なあなたは、すぐできる事として3点をやると良いでしょう。
1.30秒でものの名前を10個言う
2.形容詞を使わない
3.実況する
あまりのできなさに絶望しますが、徐々に慣れます。ちなみにぼくは忘れないよう、スマホのリマインダーに登録しています。日頃からの習慣が大事。他にも「発想力の鍛え方」の内容も書いてあるので、興味あるひとは購入して見てみてください。
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