![困った人](https://mens-cosmechannel.com/wp-content/uploads/2019/09/名称未設定のデザイン-1.png)
- 人生をやり直したい
- やりたいことが見つからない
- もっと楽しく生きたい
この本を読めばこういった後悔しない人生を送ることができます。
![BONJIN](https://mens-cosmechannel.com/wp-content/uploads/2020/02/BONJIN-1.jpg)
この本は人生にモヤモヤを抱えてる人にぜひ読んでもらいたいです。生きていくうえで「本当に大切な物」がみつかり、幸せに生きるための考え方が身に付きます。
本書の内容
著者の小澤さんは25年間、人生の最終段階の医療に携わり3500人の患者さんをお見送りしてきた。その経験から少しでも悔いなく生きるため「自分にとって本当に大切なもの」に気づくための本です。
どうしてもやりたいことはありますか?
やりたいことがないと感じるとき「もし人生があと1年で終わるとしたら?」と考えてみましょう。
そうすれば固定観念やしがらみから解き放たれる。あきらめたりガマンしてきたもののなかで、本当にやりたいことが発見できるかもしれない。
やり残した後悔は人生の後半になると重たくなります。
一方患者様のなかでは「やりたいことがない」という人もいる。でも焦ったり責めてはいけません。あなたの生き方があるので他人と比べる必要はないのです。
これからの人生で何を大事にしたいとおもいますか?
自分の人生にとって本当に大事なものを知りたいとき、あと1年で人生が終わるとしたら「どのように最後を迎えたいか」を考えましょう。
自分にとって本当に必要なもの、望むことだけが浮かび上がってきます。
「家族に囲まれて死にたい」と思う人と、「一人で病院で死んでもいい」という人では大事にするものが変わってくる。それによって生き方がかわります。
命を終えるときに世間体は気にしない。このように「あと1年で人生が終わるとしたら」を真剣に考えれば「どう生きるべきか」が見えてくる。
自分らしさは見つかりましたか?
自分らしさとは決して、「良いときの自分」「好きな自分」のことではない。「嫌いな自分」も含めた全てが「自分らしさ」
患者さんでも「姑に遠慮して自分らしく生きられなかった」「いい人の演技をしてきた」という後悔を口にした方がいます。その部分も実はその人らしく生きてるのです。
それを否定すると一生懸命生きてきた「今までの自分」がかわいそうです。
ただ、遠慮や我慢をしすぎて苦しさを感じてる人は「自分のための時間」を少しずつ増やしましょう。「今自分が何をしたいか」を意識して行動すると良いです。
家族、友人との時間はとれてますか?
「あと1年で人生が終わるとしたら?」の問いで「家族やパートナー、友人との時間を大事にしたい」と思ったら、ぜひ今日から意識して生活しましょう。
・もっと家族との時間を大事にすればよかった
・家族がいたから頑張れた
・病気になった自分を最後まで支えてくれたのは家族だったと最後に気づき、後悔される方が多いです。
例えば年に一回の帰省でしか親御さんに会っていない人。あと1年で人生が終わるとしたら、親御さんに会って話すのはたったの一回、ほんの数時間になってしまいます。
いつか大切な人とも別れる日がきます。命の終わりを考えたとき、大事にしたいと思ったものこそが、あなたにとって心の支えとなるものです。
どうすれば生きていてよかったと思えるでしょうか?
生きる目的や自分の価値を見失ったとき。過去の自分が救ってくれる。
患者さんのなかに過去を思い出すことで、生きる意味や自分の価値に気づかれた方がたくさんいた。
すい臓がんの男性のエピソード
治療が難しく、苦しい日々のなかで心の支えとなったのは学生時代の野球を頑張っていた自分だった。あんなに丈夫だった自分が負けるはずないと希望を捨てずに頑張っていた。
普段は忘れていても、誰でも生き生きと輝いてる瞬間がある。過去の自分を思い出すことで、人生の意味や価値に気づく。
自分を追いつめすぎていませんか?
私たちは「しなければならないこと」に追われて、人生楽しむ余裕がなくなってしまっている。
一方で母との写真を撮るという本当に「しなければならないこと」を実行した。5日後に彼女は亡くなりました。大切な「しなければならないこと」を実現した写真の中の彼女は、美しい笑顔を浮かべていた。
「しなければならないこと」に追われてる人は「あと1年で人生が終わるとしたら、これはやる必要あるか?」と考えよう。本当に大事なことが見えてくる。
まとめ、感想
あと1年で人生が終わるとしたら、あなたが悔いなく生きるため「本当に大事なこと」は何かが見えてくる。
ぼくも社会の固定観念や目先の幸せ、ネガティブな考え方から「本当に大事なもの」を見失っていました。
「本当に大事なもの」は最後に気づく。そんな経験からぼくもすごく後悔してます。この本を参考に「本当に大事なもの」を見つけ、後悔なく生きていきましょう。
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