・あー、いつもあいつの方が評価されるんだよなー。。
・あの人と比べたら俺なんてなんのスキルもないし。。
・人の失敗ばっか願ってる自分ってなんてイヤなやつなんだ。。
・嫉妬ばかりする自分に疲れたから解放されたい!!!
この本を読めばこういった悩みが解決できます。
本書の内容
他人の評価や成功に嫉妬して、失敗を願ってしまうことってありますよね?そう思うたびにネガティブになってしまう・・この本では嫉妬の感情を正しく理解できます。そしてネガティブな嫉妬を「よい嫉妬」に変換し、行動につなげて前向きに成長していくことができます。
嫉妬することで成長できる
嫉妬は悪い感情ではない。
俳優の小栗旬やお笑い芸人の山里亮太、スポーツ選手なども嫉妬によって成功した。
小栗旬さんは10代の仕事に恵まれないとき。先に活躍する同世代に対し強い嫉妬心を抱き、「絶対に彼らのようになる」と嫉妬をエネルギーに変えていた。
人を下に落とすのでなく、上に高めることで差を埋めると考える。エネルギーに変わり「よい嫉妬」になる。
よい嫉妬だけを促進させる
よい嫉妬を見極め、エネルギーに変える。
よい嫉妬は自分を高める。「追いつこう」「追い越そう」と奮起し、行動、チャレンジ、成長に導いてくれる。
相手の短所でなく長所を見る。
例 上司に気に入られて出世した人
・短所→ただ上司に気に入られただけ
・長所→コミュニケーションスキルが高い
考え方でよい嫉妬にかわる。
減点思考でなく、相手の長所を見つける加点思考で嫉妬をする。結果よい嫉妬になり成長できる。
嫉妬相手を決める
自分もああなりたいと思ってる相手をターゲットに選ぶ。
それがよい嫉妬になり、行動が変わるから。
・嫉妬相手を把握する
①トップリーダー →芸能人やスポーツ選手
②ライトリーダー →職場や友人のすごい人
③ディスリーダー1 →凄いけどもったいない
④ディスリーダー2 →残念、ああはやりたくない
⑤ディスリーダー3 →凄いけど軽蔑、成金、悪趣味
トップリーダーを目指すが、凄すぎて行動できない。ライトリーダーを嫉妬相手にすればよい嫉妬で行動しやすい。
嫉妬を行動に変える
新たな行動を起こし、成長・変化を生み出す原動力として嫉妬を活用する。
そのために、嫉妬相手のすごさを分解して理解、自分の強みを伸ばす材料に変える必要がある。
・相手のすごさを偏見なく受け入れる。短所でなく長所を探す加点思考。
・長所の裏側を考える。嫉妬相手はなぜ自分より上なのか?成功理由について考える。
相手がどうやって成功したのかはとても重要な情報。嫉妬の理由を「why?」で明らかにしていくと良い。
嫉妬を行動に変える2
「吸収」と「差別化」で新しい強みを作る。
・嫉妬相手
長所A・コミュニケーションスキルの高さ
長所B・語学力の高さ・自分
長所A(吸収) ・コミュニケーションスキルの高さ
長所B(差別化)・営業の提案力、アイデアの発想力、専門知識の習得
・長所Aの吸収の場合、嫉妬相手のように取引先や職場の交流を増やす計画と行動を考える
・長所Bの差別化の場合、語学力に代わる強みとして営業力や発想力、専門知識の習得のための計画と行動を考える
行動する鉄則
マネから始めればいい
日本はオリジナル信仰が強いが、マネを悪いものとして扱うと成長のジャマになる。
スポーツでも成功者のトレーニング、打ち方、投げ方を分析する。よいところをマネしてオリジナルにし、成長する。
米津玄師はこう言っている
誰もみたことも聞いたこともないものを目指したら最終的にはノイズのような異物になる
TikTokが流行ったあとインスタ、Facebook、Twitterもショート動画機能を始めてる。イノベーションとは「新しい組み合わせ」で新たな価値を生み出すこと
ライバルと仲良くなる
成長の1番の近道はライバルの観察とコミュニケーションだと研究で明らかになってる。
・相手が何をしてるのか観察して、発見し取り入れる。
・コミュニケーションをとりアドバイスを求める
ダルビッシュ選手曰くパリーグが強いのはセリーグと違い、チームに関わらず選手同士の交流や情報を共有しあう。お互いに高め合う文化だからと言ってます。
味方同士で小さく固まらず、ライバルとも広く交流して観察・質問しあってお互いを高め合う必要がある。
「30日間」チャレンジで試しにやってみる
新しい行動は、気軽に、試しに行動するのが理想的。
じっくり考えて、万全の準備をするのに時間をとるのはNG。
毎日1枚写真をとる、会社へ自転車で行く、小説を書いてみるなど。人生に新たに加えたいことを30日間やってみる。
大きな価値は1つの強みによって作り出すより、複数の小さな強みを掛け合わせて、掛け算生み出す。その方が強みも伸ばしやすいし応用も効く。
まとめ・感想
嫉妬相手を決める→加点思考で長所に嫉妬する→よい嫉妬にかえる→行動し成長する。
嫉妬に悩むぼくはとても参考になります。
このサイクルを利用すれば嫉妬心の強いひとのほうが成長できる。「嫉妬する」ということが強みにかわります。
嫉妬に悩むすべてのひとは、この本を読んで嫉妬を強みにかえて仕事や副業でガンガン結果を出していきましょう。
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