営業職のデメリット

以前は営業職のメリットをご紹介しました。

今回はその反対のデメリットの部分を赤裸々にご紹介します。

ちなみに私は営業職の仕事をやり始めて9年目になります。

デメリット1 労働時間が長い

これはもう当たり前中の当たり前です。サービス残業当たり前。

出社時間が早いのも当たり前。

仕事が慣れていない新人の頃はほぼ毎日こんな感じです。

ドラマや漫画でよくみる、いわゆるブラック企業のモデルですね。

当然といえば当然なのでしょうが仕事が慣れていないともちろん作業が遅くなるし、雑務も多いしその日終電までやって終わらなかった分は翌日の朝に早く来てやる。

新人の頃はそんな感じです。慣れてきても売上げがなければ顧客開拓をやりまくったりして会社に帰る事が遅くなり、大量の雑務をこなして終電で帰る。

こんなループです。

ちなみに私が新入社員だった頃は1年くらい「7時に出社して終電で帰る」という地獄の毎日を過ごしていました。

デメリット2 休みが少ない

よくニュースに出ますよね。これも結構当たり前の雰囲気ですね。

最近は過酷労働による悲しいニュースや働き方改革によって少しは良くなってきているとは思いますが、まあ一部だけでしょうね。

中小企業はまだまだ改善はされないでしょう。休日出勤は結構しんどいです…

商品やサービス導入が会社の休日や日曜となってしまうと仕方ないのかなと思って自分を鼓舞して休日出勤をします。

しかし休みが少ないのは精神的にも肉体的にもかなりしんどいので入社する前に業界の事をよく調べておいた方がいいでしょう。

自分の会社の休みの日にも顧客が営業しているような業界では休日出勤が増えやすいです。(飲食店相手の営業など)

デメリット3 不摂生になる

これ、意外と多いです。

とにかく営業マンは忙しい。

食事の時間が取れないなんて事はザラにありますし、いつも決まった時間に昼食が取れる事の方が少ないです。毎日の食事の時間もバラバラになるでしょう。

食事の時間もとにかく短くしないといけないので早く食べれるコンビニや牛丼が自然と増えていきます。

最初はコンビニでも栄養を考えて買うのですが次第に面倒になり、同じ物ばかり食べてしまいがちです。

ちなみに私は新入社員の時、週3〜4で牛丼ばかり食べていました。

1番遅い昼食の時間は夕方の4時です。

夜も終電で帰ってくるとそこから夜食を食べたりして、すぐに就寝となるので体にも悪いでしょう。

これを繰り返すと不摂生な大人の仲間入りになるのでご注意を。

デメリット4 ストレスが溜まりやすい

どの仕事でもストレスは溜まるとは思うのですが、営業は特にストレスが溜まりやすい職種だと思います。

最初の頃は会社内でも会社外でも謝りまくる生活が待っています。

  • 仕事に慣れてないのでミスを犯し取引先に怒られて謝罪する
    社内に帰りそのミスを報告。先輩や上司に怒られ謝罪する。
    雑務も慣れていないのでミスをして経理に怒られ謝罪する。
    数字が達成できないので上司に怒られ謝罪する。
  • こんなところでしょうか。
  • あくまで新入社員の仕事が慣れてない時ですが最初は謝りまくる事を覚悟しておいた方がいいでしょう。
  • パワハラ問題で昔よりマシになっているとは思いますが近いような出来事はあると覚悟しておきましょう。
  • 理不尽な事でも怒られたりするのでストレスは溜まりやすいといえるでしょう。
  • デメリット5 体力的にキツイ

  • 体力仕事は現場系の仕事だと思いますが営業職も体力的にキツイです。
  • 真夏日の外回り営業は控えめに言って地獄です。30度を超えていてもネクタイやジャケットは着なければいけないし、汗だくで歩き回るのはかなり体力的にしんどいといえるでしょう。
  • 最初にも取り上げましたが、労働時間も長い。12時間労働とかは中小企業ではザラなので単純にキツイです。
  • 終電で帰ってきた時などはそこから夜食を食べ、お風呂に入るという事になるため単純に寝る時間が短くなります。寝不足で会社へ行き、また長時間労働と繰り返すので体力が回復するタイミングがあまり無いでしょう。

    あと休日出勤が重なると休みの時間もなくなるため体力的にキツくなってくるでしょう。

    ちなみに私が以前居た会社では休日出勤はなかったのですが、一日の労働時間がかなり長い会社でした。

    ほとんどの営業マンは朝7時前後に出社し、帰りは22時以降でした。終電組も結構いました。

    体力的にキツイのでほとんどの社員は土曜の休みは一日中寝てると言っていました。というより起きれないといったところです。

    もちろん私も同じような休みを送っていました。

    デメリット6 人間に疲れる時がある

    毎日毎日人に会って笑顔を振りまいて時には謝って社内でも上司に気を遣って…

    慣れていない時は人間に対して疲れてしまう時が出てくるでしょう。

    慣れてしまえば全然余裕なのですが新入社員の時は社内の飲み会なんかもあったり、若手なので飲み会の進行を任されたりお酒を注ぎに行ったりと、 社内でも気を遣う事が多いでしょう。

    人間関係に疲れる時があるのでそういった時は思い切って、誰とも会わない日を作ってリフレッシュしましょう。

    デメリット7 数字に追われる日々

    営業マンの宿命ですね。

    もうこれがダメなら止めておいた方がいいでしょう。売上げを上げる事が営業マンの仕事であり使命です。

    綺麗事を言っても売上げがなければ意味がありません。

    だからこそ毎日売上げとの戦いになります。ずっと数字に追いかけられる感じですね。

    「腰を下ろしてドッシリと」みたいな感じではできないので、あくまで走り続けるといったメンタルが必要になります。

    逆にこれができなければ起業や独立といった、雇われずに自分で稼ぐという事は向いてないと言えるでしょう。

    デメリット8 休みの日も仕事の事を考える場面がある

    これは業界によってですが、休みの日でも仕事の電話がかかってくる時があります。

    もちろん顧客に悪気は無いのですが、休みの日に取引先と話すという事は意外とストレスになります。

    精神的に疲れる一つの要因といえるでしょう。

    デメリット9 接待が多い

    これも業界によってバラつきはありますが、多いところはかなり多いです。

    会社から接待費として、最初から渡される業界もあるぐらいです。

    接待も業務時間外なので、またプライベートの時間を割かなければいけないでしょう。

    デメリット10 転勤がある

    正直これが一番嫌ですね。

    独身ならまだしも家族を持ってる人が転勤となると大変です。

    東京や大阪のような都会ならまだしも何も無い田舎の方に転勤が決まるとモチベーションは下がるでしょう。

    今までの友達や家族とまったく会えなくなるのでそれもかなり辛いでしょう。

    寂しがり屋はキツイですね。

    ちなみに私の知人は結構な田舎に転勤が決まり、それがキッカケになって転職した人もいるくらいです。

    ちなみに転勤もある企業と無い企業があるので入社前に調べておくと良いでしょう。

    以上が大まかな営業職のデメリットといえるでしょう。

    デメリットと言っても人によってはメリットに感じる人もいると思うので、一概には言えません。

    このデメリットは業界によってある場合と無い場合があります。

    ネットで検索すると結構分かったりするので、転職や就活をする前にきっちり調べておく事をオススメします。

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