お金ってどうしたら稼げるの?
いつもお金のことで悩んでる・・・
もうお金に振り回されたくない!!!
この本を読めばこういった悩みを解決できます。
本書の内容
お金について考え、お金との新しい関係性をつくる。お金の考え方をアップデートすることで、人生において「お金では買えない本当に大事なもの」を理解し充実した人生を送るようになる。
お金に支配される人生を抜け出す
お金なんて人生の手段。あくまで人生の選択肢を増やすただのツールにすぎない。
なぜならあの世にはお金はもっていけない。貯めたり増やしたりすること自体が人生の目的になるのはバカげてる。
お金をどうやって働かせるか。お金や資本を利用して他人をどうやって働かせるかといつ発想がたいせつ。
お金は善でも悪でもない。人生の選択肢を増やし自由をもたらすだけ。それをどう使えば幸せになれるのかはその人次第。
稼ぐ力はあったほうがいいが、稼げばいいという話でもない
自分が満足して一生を終えられるために実現したいことを全て書き出し、そのために必要な費用総額を見積もる。そこから逆算して、どれだけの収入が必要なのかを知ること。
大事なのは多くを稼げばいいというわけではないことに気づくこと。
がむしゃらに稼いで人生の目的を「お金持ちになる」に設定しても成功者になるひともいる。でもそれは幸福な人生を送ることを意味しません。
本当に必要な範囲で稼ぐ。稼ぐことを目的としない。お金で買えない価値は何か?それを書き出し、理解していれば人生の悩みはシンプルになります。
お札を刷れない市民がお金持ちになる方法
お金はお金持ちがそうでないひとから搾取するものだと言われるが、そうではない。
自分の力でお金持ちになったひとは、お金を産む商品や資本を作る。そこで生まれた価値に喜んでお金を払いたいひとを探し、見つけた成果としてお金持ちになる。
タダ同然で引き取ったボロボロの車を自分で修理や改造をできる腕があれば、レストア済の魅力的なクラシックカーとして価値付けできる。それを100万で買いたいという人が現れたらお金になる。
誰かが喜ぶもの、欲しくなるものを生み出すために労力を使えばお金になる。
みんなが遊んでるときに自己投資できるか
「何が資本なのか?」を考え抜くべき。
その大切さに気づければ、その時点で他のひとに勝ってるといってもいいぐらいです。
ユーチューバーのヒカキンさんは無名時代から立派な資本家。飲み会に誘われても断り、編集機材にお金を使っていた。飲み会にお金を使わず、爆発的に増殖する価値の元手に対してお金を投じ続けてきたから。
「自分はこれに賭ける」と、貴重な時間を投資し、自分なりの資本を作り上げられるか?その思いの強さが、将来において莫大な差になって表れる。
趣味×実益が最強の副業になる
副業には資本が必要。資本とは大金だけでなく、他のひとがやらないことで需要がありそうなことのノウハウを積みあげる。これも立派な資本。
資本がない人はレジ打ちのバイトをする。時間を切り売りするだけなのでお金持ちにはなれない。
例 食べることが好き→カレーをスパイスから独自で作る。カレー店を開くのは難しくても、シェアキッチンを使って土日限定で販売。1食1000円で1日限定30食で売れば6万円の売り上げ。
資本や起業はハードルが高いイメージがあるが、趣味から始めることができる。資本がなければ、休みをダラダラ過ごすのでなく将来的に資本になりそうな知識や経験を積み重ねておく。
まとめ・感想
お金を通して人生を考えられる一冊。正直ぼくもお金がほしいです。お金を稼ぐ方法を考えまくって怪しいセミナーに行ったりしてる時期もありました。でもそれで稼げても幸福にはなれません。
自分の人生で何が大切なのか?どんな目的が幸せになれるのか?それを言語化して生きていく。お金はそれを達成するためのツールです。
そう考えてから少しスッキリして前向きになれました。特にお金お金言ってるひとは避けられますし、まずお金持ちになれませんよね。
ぼくと同じでお金に振り回されて、しんどい思いをしてるあなたもこの本を読んで「お金と人生」について考えてみましょう。
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