【書くのが楽しくなる!】書くのがしんどい【要約・書評】

困った人
困った人

・ブログやSNSで書くことがないんだよなー

 

・つーか読まれなくて誰からも「イイね」つかないし

 

・書いてても楽しくないよ

 

 

この本を読めばこういった悩みが解決できます。

 

 

本書の内容

うまく書けなくて文章を書くのがしんどい・・・その「しんどさ」をつきとめ、対処法を用意しました。「誰でも書ける」スキルとノウハウです。読み終えるころには「しんどい」から「楽しい」にかわっています。

 

 

書けない原因と対処法

書く事が目的としてになっている。

「伝えよう」とすれば良い→友達にLINEを打つイメージ。

 

 

ゼロから書こうとしない

すでにある文章を修正する。下手でもいいので伝えたい事を書きなぐる→編集者の立場で整える

 

 

書くのがしんどい原因5選

1.書くことがない

2.伝わらない

3.読まれない

4.つまらない

5.続かない 以上5選をつぶせば楽しくなる

 

書くことがなくてしんどい

自分の事を書かなくても良い

他者の発言(周りで起きたこと、心が動いた瞬間、本の名言、誰かの言動等)伝えたいことを書けば良い。

 

 

コンテンツを作るのではなくメディアそのものになる。人生は雑誌で自分は編集長のイメージ

 

取材マインドを身につける

ネタが無ければ書けない。取材マインドで行動する→取材マインドがあれば文章も変わってくる。


・取材マインド無し→ラーメンが美味しかった
・取材マインド有り→ラーメンは美味しかったが一つ気になった事は出された時に店主の指が浸かっていた。

 

違和感をネタにして発信する事もできる。日常から感じる違和感をメモに取る事も良い。

 

ネガティブをポジティブに変換してネタにする

嫌な奴に出会ったら反面教師にして発信

 


ネガティブ→不機嫌な上司がウザい
ポジティブ→上機嫌な職場のが上手くいくよね

 

ネガティブはエネルギーがあるので、ポジティブに変換すると熱量がこもる文章が書ける。

 

伝わらなくてしんどい

わかりやすい文章のたった一つの条件


「読む速度と理解する速度が一致する文章」がわかりやすい文章。何が言いたいのか?が分かる事。

 

 

・一文は短く→短くてシンプルに
・一つずつ伝える→一つの文で複数の事は伝えない。

一つの文で一つの事を伝えるように

 


× 猫は動物であり哺乳類である一方で犬も動物であり哺乳類であるが、ぼくは猫が好きなのであって同じ動物だとしても行くは好きではない


○ 猫は動物です。哺乳類でもあります。犬も動物です。哺乳類です。ぼくは猫が好きです。猫も犬も動物です。ただ犬は好きではありません

 

噛み砕いた表現に変える

・進歩→進んでいる


・向上→上がっている


・代替→代わりになる


・超越→超える


・到来→来ている 

 

なるべくシンプルな表現に変える

 

なるべく削る

1.説明しなくて良い物は削る

×朝起きると空がとても晴れていて本当に気持ち良かった
○朝晴れていて気持ち良かった

 

 

2.「私は」「思います」を削る

そもそも思ってるから書く。思いますを取ると文章に覚悟が生まれる

 

 

3.○○ですが、○○なのでを削る

×今日のランチは恵比寿の洋食屋へ行ったのですが、そこで食べたオムライスが最高でした


○今日は恵比寿の洋食屋でランチしました。オムライスが最高でした

 

 

4.結論から書く

結論→理由→具体例の順番で書く。なぜなら結論から書いた方が分かりやすい文章になるから。具体例を使う時は「例えば」を使うと便利。

 

読まれなくてしんどい

文章は基本的に読まれない

なぜこの文章を読む必要があるのか?を意識する。発信が簡単になっていく一方で、読んでくれるハードルが高くなっている。

 

 

例えばある程度「歌う」事はできます。しかし歌でご飯を食べるのは難しい。

 

 

「しゃべる」ことも誰だってできる。しかししゃべる事で何億も稼ぐのは至難の業。皆ができる事だからこそ食べていくのは難しい。

 

書きたい事と読みたい事はズレている

書きたい事と読みたい事の重なる部分を書く。「コミュニティ」について書きたいと思っても「お金」について知りたいという読者の方が多いかもしれない。

 

 

「読者の知りたい事」に応えつつ「書き手の伝えたい事」を伝える。

 

講演会で人が集まるテーマを選ぶ

何が自分の求められるテーマか分からない場合自分が講演会をするならどういうテーマなら集まるか?」を考える。

 


・税理士→税の話、お金の話
・心理カウンセラー→心理学

 


発信したい事と周りが聞きたい事はズレてる。友達に「どんなテーマで発信すれば良いと思う?」「私に聞きたい事ない?」と質問しよう。

 

ターゲットをどうするか?

「自分」にする。自分が読みたい本を書き、自分が買いたい本を作る。自分と同じ思いをしてる人はたくさんいる。

 


個人→分人、友達、家族、上司と話してる自分はどれも「本当の自分」。人間は多面体。

 

 

年齢、性別、職業で分けるのは多様化が進んだ時代に合ってない。でなければ一つのお店にたくさんの種類の人が集まるなんて事はないはず。

 

まとめ・感想

書くネタ、ターゲット、テクニックが丁寧に書かれてます。文章のプロの本なのでとても読みやすい。

 

 

実践すれば「何を書けばいいんだ・・・→結局書かない」という地獄のループから脱出できます。

 

 

ちなみにぼくのブログも、この本のエッセンスをかなり使っています。すぐに活用できるテクニックで、使うと文章がグッと進化します。

 

 

パラパラとめくって見るだけでも発見がある内容。少しでも文章で悩んでいるならぜひ手にとってブログやSNSを「楽しんで」いきましょう。

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました