
・人生楽しくない
・夢も目標もない
・人と比べて落ち込む
・周りのサボり癖に影響される
・頑張ってる理由がわからなくなる
この本を読めばこういった悩みが解決できます。
本書の内容
よりよく生きるヒントの宝庫である仏教。現代にも通用するお釈迦様の教えを、対話形式でわかりやすくポップにまとめられてます。
起こることの「意味づけ」を変えてみた
毎日起きてることにどう意味づけするか?それで人生は変わる。
なぜなら意味づけを変えると意識が変わる。そうすると行動も変わり、結果的に人生が変わるから。
例
・新車が事故で廃車になる→ツイてないと思う・新車が事故で廃車になる→古い車なら死んでたかも。新車だから被害は車だけで済んだ。
事実は変わらない。しかし「事実×意味づけ=現実」で現実は変わる。「嫌な出来事」の意味づけを変えよう。
まず与える
夢や目標がないなら、周りにいる人をサポートする。
なぜなら夢や目標がなくて、貧しいひとは「与えてこなかった」から貧しい。
例えば同じ部署で頑張ってるひとを思い浮かべる。次の日、その人たちのサポート役をさせてもらえないかを聞いてみる。
これで1つ、明日の「目標」ができる。周りに貢献することで、夢や目標が発見できる。
人と比較しないなんでできるの?
比較して落ち込んだときは、そのひとから「学べること」を考よう。
なぜならそこに隠れているのが成長のカギになるから。
例
・悩み→先輩は見積書にミスがなくてすごい。自分は直前に慌てて作るからアラだらけ・学び→必要な時間を割いてしっかり準備する
比較からは何も生まれない。起きたことの一つ一つから学ぶと向上できる。結果的に良い人生が作られます。
自分の理想像と付き合う
頑張るのがバカバカしくなり、サボり癖がついてしまったとき。「こうなりたい」と思う人と付き合うといい。
理由はその人の姿が自分の将来像だから。その方がだんぜん楽しくなる。
テキトーに働いてる人たちと一緒にいると、その人の姿が将来の自分の姿になる。行動を怠けると心は悪を楽しむようになる。
こうなりたいと思う人を5人挙げる。その人たちと付き合うことで、その人たちのようになっていける。
「今、幸せ」と感じればいい
今幸せを感じることができれば、苦しくなく成長、成功できる。
なぜならすでに幸せを感じていれば、「足りない、もっと欲しい」とキリのない欲に苦しめられる事はないから。
人間の欲にはキリがない。がんばるほど、足りないとこに目がいって苦行みたいになってしまう。
幸せは「なる」のでなく「感じる」もの。幸せな自分でチャレンジすれば「成長」する。その向こう側に「成功」がある。
自分で自分を励ます方法
落ち込んでしまったときは、なぜ自分はがんばっているのだろうと考えるといい。
理由は自分で自分を整えて元気づけることができるから。
例
・イケてる自分になりたい→なぜ?→自分のため→無人島でもできる?→無人島ではムリ→本当に自分のため?→本当はイケてる自分になって人を喜ばせたい
原点にもどると落ち込んでもがんばれる。今頑張ってることを書き出してみる。そもそもなぜがんばろうと思ったのか?を考えてみよう。
まとめ・感想
いままで仏教の本は難しくて読めませんでした。しかし本書ではとても分かりやすく、現代人の悩みにフォーカスされて書かれてます。
特に人に流されやすく、ネガティブなひとは読んで実行すれば劇的に人生が変わるはず。
すぐ実践できる内容になっているので、本書を手にとって行動してみましょう。
ちなみにぼくは、悩んだときにパラパラとめくって前向きになる。といった使いかたをしてます。生きるヒントにしてみてください。
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